むずむず脚症候群とは?その原因は?

むずむず脚症状群とは?

(Restless Legs Syndrome : RLS)

ずむず脚症候群とは、夕方から夜に起こりやすい症状です。

夜布団に入るとふくらはぎや太ももの奥の方からむずむず感が現れてきたり、

または痛いようなチリチリ感、虫が、皮膚の中を動いているような感覚などが起こる症状です。

寝ていても我慢できなくて起きて脚をさすると一時的に良くなるけど、時間が経つとまたたむずむずしてくるので厄介です。

特に睡眠に入ってから起こるので、睡眠に支障をきたすことから睡眠障害の病名に含まれています。

むずむず脚症候群の人はどのくらいいるの?

むずむず脚症候群の人は20人〜50人に一人と言われており、
若い女性から40歳以上の中高年、特に女性に多い病気です。

日常生活に支障をきたしている人は200万人とも言われており、
稀な病気とは言えないほどの人数です。

むずむず脚症候群の原因は?

はっきりとした原因は未だ不明な部分があるのですが、
このような症状が起こる原因は、現在は以下のように考えられています。

・神経障害
・代謝の異常
・遺伝的要因
・パーキンソン病や糖尿病

むずむず脚症候群は脳内のドーパミン神経伝達の異常が原因と言われております。

このドーパミンと言う物質は、興奮した時に脳内に放出されることは知られていると思いますが、

不要な刺激を防ぐ作用もあります。

神経伝達に異常があり、
不要な刺激を防ぐ作用が寝ている時にうまく働かないことで、
脚の刺激を抑えることができなくなり、むずむずしてしまうと考えられております。

ドーパミン物質の代謝に必要な鉄分不足とは?

中枢神経で必要とされる鉄の代謝の異常が、脳内で生じている可能性があると報告されています。

鉄はドーパミンを作る時に必要でドーパミン放出の調整に関わっていると言われてます。
鉄代謝には日内変動があり、血清濃度も昼間より夜の方が低くなることから、夜に起こりやすいむずむず症候群との関係が言われております。

むずむず脚症候群の診断基準は?

国際レストレスレッグス症候群研究グループ(IRLSSG)診断基準2014改訂版に5つの必須診断基準が記載されております。

言い回しが少し難しいので、以下は簡単な言いまわしに変えております。

1.脚を動かしたいというわけでは無いのに、脚の不快さから動かしてしまう。

2.脚の不快さは安静の時や横になったり座ったりしている状態で始まったり、またひどくなる。

3.脚の不快さは運動によって改善する。

4.日中より夕方・夜間にひどくなる。

5.これらの症状は他の疾患で説明できない。(筋肉痛、静脈鬱血、下肢浮腫、関節炎、こむら返り、特定の体位における不快感など)

まとめ

むずむず脚の症状がでた場合、特に症状により睡眠に影響が出るようなら専門医を受診することをおすすめします。

普通に一般内科を受診するよりは、睡眠障害を専門とする内科を受診すると診断も早く付くと思います。

以下は睡眠学会の認定内と全国の施設のリンクになります。

睡眠医療認医リスト

スポンサードリンク