驚きです!睡眠障害がこんなにあるとは!

睡眠障害とは!

睡眠障害とは、規則的に睡眠をする状態に何らかの問題がある医学的な障害のことになります。

良く聞かれる不眠も睡眠障害の一つですが、日中に眠くなり過眠なども睡眠障害になります。

睡眠障害の原因は1つとは限らず、精神的な要因や生活習慣など様々な原因によって起こる場合があるのです。

睡眠障害は、睡眠障害国際分類第 2 版(ICSD-2)から以下のように分類されます。

Ⅰ.不眠症
-(適応障害性,精神生理性,逆説性,特発性,精神障害)
Ⅱ.睡眠関連呼吸障害
-(中枢性睡眠時無呼吸症候群,閉塞性睡眠時無呼吸症候群)
Ⅲ.中枢性過眠症
-(ナルコレプシー,反復性,特発性,行動起因性睡眠不足症候群)
Ⅳ.概日リズム睡眠障害
-(睡眠相後退型,睡眠相前進型,不規則睡眠・覚醒リズム)
Ⅴ.睡眠時随伴症
-(ノンレム睡眠からの覚醒障害,レム睡眠関連)
Ⅵ.睡眠関連運動障害
-(レストレスレッグス症候群(むずむず脚症候群))
Ⅶ.孤発性の諸症状,正常範囲と思われる異型症状,未解決の諸問題
-(長時間睡眠者,短時間睡眠者,いびき,寝言,ひきつけ)
Ⅷ.その他の睡眠障害

不眠症は日本人の国民病?

日本では、実に成人の5人に1人の割合で不眠に悩んだり、日中の眠気を感じている人がいると言われております。

その人数は約2000万人にも上り、まさに国民病と言っても過言ではありません。

これらの原因には24時間社会によりライフスタイルの多様化や生活環境の変化などが影響しているのでしょうか?

不眠症とは?

数ある睡眠障害の中から有病率の多い不眠症について調べてみました。

国立保健医療科学院の調査から睡眠障害の不眠症有病率は20%とも言われております。
睡眠障害の中で良く耳にする不眠症とはなんでしょうか?
不眠症の定義について以下の訴えがあることとされています。
入眠障害:布団に入ってから眠るまでに2時間以上かかってしまう
中間覚醒:一旦寝ついても夜中に2回以上目がさめてしまう
熟睡障害:朝起きたときにぐっすり眠った感じがしない
早朝覚醒:普段の起床時間よりも2時間以上早く目が醒めてしまう
頻度
・このような症状が週2回以上あり少なくとも1ヶ月以上継続してしまう場合。
不眠症が原因で以下の影響がある場合
・社会生活や仕事に影響を及ぼしたり不眠による苦痛を伴うとこがある場合、これら全てが当てはまる症状を不眠ということになります。
どうでしょうか?私たちが思っている以上の状態であることがわかると思います。

特に不眠の頻度が長いことからかなりの苦痛をともなうことが分かると思います。

ここまでひどくなくても、経験したことがある精神的なストレスや身体的苦痛から一時的に良く眠れない状態は、生理学的反応としての不眠ではありますが不眠症ではないそうです。

不眠による疾患にも注意!

不眠による症状や疾患
不眠の症状は,心身の症状にさまざま影響があると言われております。

身体疾患や精神疾患などへの影響や慢性不眠の症状と関連するものとして,腰痛,心窩部痛,
体重減少,頭痛,疲労,心配,いらいら,高血圧症,心疾患,糖尿病,筋骨格系疾患,胃・十二指腸潰瘍が認められたとの調査報告があります。

不眠の治療は?

睡眠障害は疾患によって治療法が異なりますので、専門機関を受診することをお勧めします。不眠だからすぐに睡眠薬治療とも限りませんので、症状から診察や検査をして診断されます。原因に応じた治療を受けることが重要となります。

睡眠医療認定医・施設はこちらで確認できます。
http://www.jssr.jp/data/list.html

まとめ

睡眠障害を生活習慣の改善や睡眠に関する意識を持つことで対処できればと思い睡眠障害ガイドラインから指針を上げましたので参考になればと思います。

睡眠障害対処 12 の指針

1 睡眠時間は人それぞれ,日中の眠気で困らなければ十分.
2 刺激物を避け,眠る前には自分なりのリラックス法.
3 眠たくなってから床に就く,就床時刻にこだわりすぎない.
4 同じ時刻に毎日起床.
5 光の利用でよい睡眠.
6 規則正しい3度の食事と,規則的な運動.
7 昼寝をするなら15時前の20~30分.
8 眠りが浅いときには,むしろ積極的に遅寝・早起きに.
9 睡眠中の激しいイビキ・呼吸停止や足のぴくつき・むずむず感は要注意.
10 十分眠っても日中の眠気が強い時は専門医に.
11 睡眠薬代わりの寝酒は不眠のもと.
12 睡眠薬は医師の指示で正しく使えば安全.
出典: 厚生労働省精神・神経疾患研究委託費睡眠障害の診断・治療ガイ
ドライン作成とその実証的研究班平成 13 年度研究報告書

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