睡眠時無呼吸症候群とは一体なんだろう?

睡眠時無呼吸症候群とは?

睡眠時無呼吸症候群とは睡眠中に呼吸が止まっている状態(無呼吸)が繰り返されることを言います。
Sleep Apnea Syndrome :SAS(サス)といわれる睡眠呼吸障害のひとつです。

日本には約300万人を超える睡眠時無呼吸症候群患者がいると言われており、(1.2)この数字は実に成人人口の2~4%になります。

特に肥満傾向の40~60歳男性に多く、女性は閉経後に多くなるとの報告もあります。
その様な背景から実際に治療を受けている人はどうかと言うと2012年時点で30万人と言われ全体の約10%程の数値になります。

理由は睡眠時のことなので、一人で寝ている人は症状が出ていることに気づきにくいとこが考えられます。

たとえ一緒に寝ている人がいる場合でも呼吸が止まることに気づいてくれなければ分からないわけです。
この様に潜在的な睡眠時無呼吸症候群患者と未治療の方が、日本でいかに多いかが分かると思います。

ちなみに肥満大国のアメリカでは、人口の5%約1200万に上ると言われており日本より多いですね。

睡眠時無呼吸の分類

一言で睡眠時無呼吸と言っても無呼吸の状態によってタイプがあります。

1)閉塞タイプ(Obstructive Sleep apnea)OSA
メカニズムは上気道とよばれる呼吸をするための空気の通り道が閉塞することで起こる呼吸障害になります。

睡眠中に気道が塞り無呼吸となるのです。
睡眠時無呼吸症候群の中でも最も多く全体の9割が閉塞型であり、またSASと言えばこのOSAを示します。

2)中枢タイプ(Central Sleep apnea)CSA
中枢タイプは呼吸中枢が何らかの機能異常を起こすことで、睡眠中のREM期において呼吸筋への刺激が無くなることで無呼吸状態となるメカニズムです。

3)混合タイプ(Mix Sleep Apnea)
OSA、CSAタイプが睡眠時に両方あらわれる症状のことです。
混合タイプは閉塞タイプに含まれるといわれております。
主に中枢タイプCSAの無呼吸状態から閉塞タイプOSAへ移行する場合が多い様です。

早期発見が重要な理由

健康管理維持において睡眠時無呼吸症候状態のままでは様々な体への悪影響があることも医学的に報告されておりますので、症状に気づいた場合、または睡眠をとっているにも関わらず疲れが取りづらいなど思い当たる場合には検査をするなど早期発見が重要と言われております。

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引用論文)1.治療学 30 (2) 179‐182,1996,閉塞性睡眠時無呼吸症候群の有病率と性差、年齢差
2.Japanese Association of Medical Doctors in Drug Industries (JAMDI) SAS Committee industry survey.